2016年 01月 12日
茨城のモモンガを探せ!! |
なんと前回のエントリーから9ヶ月も過ぎてしまった。なんやかんやと忙しい生活を送ってきたが、2016年は新しい趣味が加わりそうな予感がする。それは、地元茨城、特に県北地区(僕は行動範囲がめちゃ狭い男なのだ)の自然を観察するというもの。
正直言えば、自然の観察って全然お金がかからないところが素晴らしい!つまり、田舎に住む清貧オヤジにとって最高の趣味になりうる。(ここ重要!)
今まで野鳥の観察にハマったことはあったのだけど、今回のテーマは鳥ではない。モモンガなのだ。正確に言えば「ニホンモモンガ」のことで、写真集等でおなじみの「エゾモモンガ」とは違う。どちらのモモンガも見た目は滅法可愛いくて、おおむね生態も似ている。サイズは本州にのみ生息するニホンモモンガのほうが若干大きいようだ。ぜひGoogle先生で画像検索してみてほしい。そして彼らの可愛さに驚くがよい。
ネット上を探してみたが、茨城県での野生モモンガ情報はない。無いのだ。これほどまでにアイドル性が高い動物でありながら、まるで存在していないかのような扱いはなぜなんだろう。アイドル性では野鳥界の女王カワセミにも負けないのに。
僕が今までに集めた彼らの生態に関する情報は次のとおり。
・地面を歩くことはまれで、手足首を繋ぐ飛膜で30mほど滑空して樹々の間を移動する。
・昼間はアカゲラが開けた穴か、自然にできた樹洞で休む。
・夜行性なので日没後に出巣し日の出前に帰巣する。
・餌は木の葉、芽、種、樹皮などで完全な菜食主義者である。
モモンガの目撃情報が少ないのは夜行性であるという点と上空を滑空して移動するという点で人間との接点が無いからだと僕は考えている。他県では絶滅危惧種に指定されているようであるが、本当は生息数が多いのか少ないのかわらないのではないだろうか。
ニホンモモンガはスギの芽と球果を餌にすると言われているので、茨城県で餌に困ることはないだろう。ここ高萩市では、山の斜面は基本的にスギで覆われている。
年末年始の時間を使って周囲の山でモモンガ探しを結果、まだモモンガを発見できてはいないが、樹洞はかなり見つかった。
1つの樹洞ではスギの樹皮と葉が巣材として運び込まれていたので、間違いなくムササビかモモンガがそこにいたことになる。しかし、樹洞の下には糞と尿の痕跡はなく、常時そこにいたわけではないようだ。
樹洞の下でこのような糞を見つけてかなり興奮したが、サイズからしてヒメネズミかアカネズミのものと思われる。松ボックリの芯だけになった通称「海老フライ」はリスが食べたものだろう。近くに樹洞があったので、一瞬モモンガが食べたのかと思ったが...。ちょっとがっかり。
今後も森の中をモモンガの樹洞と糞を探して歩き回る。モモンガの女神は僕に微笑んでくれるだろうか。
正直言えば、自然の観察って全然お金がかからないところが素晴らしい!つまり、田舎に住む清貧オヤジにとって最高の趣味になりうる。(ここ重要!)
今まで野鳥の観察にハマったことはあったのだけど、今回のテーマは鳥ではない。モモンガなのだ。正確に言えば「ニホンモモンガ」のことで、写真集等でおなじみの「エゾモモンガ」とは違う。どちらのモモンガも見た目は滅法可愛いくて、おおむね生態も似ている。サイズは本州にのみ生息するニホンモモンガのほうが若干大きいようだ。ぜひGoogle先生で画像検索してみてほしい。そして彼らの可愛さに驚くがよい。
ネット上を探してみたが、茨城県での野生モモンガ情報はない。無いのだ。これほどまでにアイドル性が高い動物でありながら、まるで存在していないかのような扱いはなぜなんだろう。アイドル性では野鳥界の女王カワセミにも負けないのに。
僕が今までに集めた彼らの生態に関する情報は次のとおり。
・地面を歩くことはまれで、手足首を繋ぐ飛膜で30mほど滑空して樹々の間を移動する。
・昼間はアカゲラが開けた穴か、自然にできた樹洞で休む。
・夜行性なので日没後に出巣し日の出前に帰巣する。
・餌は木の葉、芽、種、樹皮などで完全な菜食主義者である。
モモンガの目撃情報が少ないのは夜行性であるという点と上空を滑空して移動するという点で人間との接点が無いからだと僕は考えている。他県では絶滅危惧種に指定されているようであるが、本当は生息数が多いのか少ないのかわらないのではないだろうか。
ニホンモモンガはスギの芽と球果を餌にすると言われているので、茨城県で餌に困ることはないだろう。ここ高萩市では、山の斜面は基本的にスギで覆われている。
年末年始の時間を使って周囲の山でモモンガ探しを結果、まだモモンガを発見できてはいないが、樹洞はかなり見つかった。
1つの樹洞ではスギの樹皮と葉が巣材として運び込まれていたので、間違いなくムササビかモモンガがそこにいたことになる。しかし、樹洞の下には糞と尿の痕跡はなく、常時そこにいたわけではないようだ。
樹洞の下でこのような糞を見つけてかなり興奮したが、サイズからしてヒメネズミかアカネズミのものと思われる。松ボックリの芯だけになった通称「海老フライ」はリスが食べたものだろう。近くに樹洞があったので、一瞬モモンガが食べたのかと思ったが...。ちょっとがっかり。
今後も森の中をモモンガの樹洞と糞を探して歩き回る。モモンガの女神は僕に微笑んでくれるだろうか。
by zacotouring
| 2016-01-12 23:24
| 自然
|
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